海街diary 鎌倉さんぽ 面掛行列
今日は9月18日、鎌倉市坂ノ下にある御霊神社(鎌倉権五郎景政を祀った神社)で面掛行列があります。
今年は土曜日なので見物に行ってきました。
坂ノ下の力餅家に差し掛かるまで、特に目立った人出もありませんでしたが、力餅家の角を曲がって神社に向かう路地はお祭りの風景が広がります。
そして、江ノ電の踏切を渡るとすぐ、御霊神社の鳥居になります。
境内は見物客で賑わっていますね。
社殿前では鎌倉神楽が行われますが、すごい人出ですねぇ・・・全く見えません(>o<)
神楽の見物は諦めました。
力餅家に戻って「福面饅頭」を買って食べました。面掛行列のお面を饅頭にしたものですよ。力餅もいいけど、今日はコレですね。
祭囃子を聞きながら路地の脇で待つこと1時間(汗汗)、行列が始まりました。
まず、先頭は天狗の面をかぶったサルタヒコの神。神々を導きます。
すぐ後に続くのが獅子頭二頭。写真は一頭しか写っていませんが。。。
その後に、一番・爺、二番・鬼と続きます。
鬼は牙があるものの、ちょっと間抜け面で愛嬌がありますね(笑)。爺のほうがコワイです。
三番目・異形
四番目・鼻長
五番目・烏(からす)天狗
六番目・翁
七番目・火吹き男(ひょっとこ)
八番目・福禄寿
ちなみに、このお面をかぶってる人、外国人っぽかったです。
そして、九番目・阿亀(おかめ)、十番目・女(取り上げ)
おかめしゃんは腹ボテで、おなか抱えてました。
行列の最後はお神輿です。
さすが鎌倉、といった風情のお祭りでしたね。
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コメント
猿田彦が先頭って、ことは天孫降臨神話に基づいたお祭りなんですかね。
ニニギノミコトが天下った際に、天のヤチマタで高天原から葦原中国までを照らした神と言われてます。由来のわからない謎の多い神様と言われています。
鎌倉って、お祭りと言い、街並みといい、伝統的な物が大事にされているのがいいですね。
若い人が住み続けられるロケーションと、オシャレな街のイメージも現代では伝統の維持には必要なのかもしれないですね。
投稿: kz2000gt | 2010年9月19日 (日) 13時12分
詳しいですね。
やはり、鎌倉を本当の意味で楽しむには、そういう神話や歴史を知っておかないと意味ないですよねぇ。
古事記から読むべきでしょうか(笑)。大変そう
投稿: group-a | 2010年9月20日 (月) 09時07分